告訴/告発

告訴

犯罪の被害者その他一定の者 (刑事訴訟法 231~234) が,捜査機関 (検察官,司法警察員) に対し犯罪事実を申告し,その訴追を求める意思表示をいいます。書面のほか,口頭でこれを行うこともできます (241条) 。告訴は,一般に捜査の端緒の一つとなるとともに,特に親告罪については,その存在は訴訟条件にもなります。親告罪の告訴については,犯人を知った日から6ヵ月以内という期間の制限が設けられている (235条) 。司法警察員が告訴を受けた場合には,書類,証拠物を検察官に送付する義務を負い (242条) ,また検察官は,起訴,不起訴の処分をしたときはその旨を告訴人に通知し (260条) ,告訴人の請求があるときは不起訴の理由を告知することを要します (261条) 。告訴人が検察官のした不起訴の処分に不服があるときは,検察審査会に対し審査の申立てをし (検察審査会法 30) ,また特に職権濫用罪などの事件については,裁判所に付審判の請求をすることができます。

告発

犯人または告訴権者以外の第三者が,社会正義のため黙過しえずとして捜査機関に対して犯罪事実を申告し,犯人の訴追を求める制度です。 (刑事訴訟法 239) 。告発は一般には犯罪捜査の端緒にすぎませんが,訴訟条件となる場合もあります (独占禁止法 96,国税犯則取締法 13以下など) 。


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