1-1-3 相続税の課税方式

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1-1-3 相続税の課税方式

⑴ 相続税の課税方式

ア  遺産課税方式とは、被相続人の遺産総額に応じて課税する方式です。
イ  遺産取得課税方式とは、個々の相続人等が取得した遺産額に応じて課税する方式です。

⑵ 二つの方式の特徴

ア  遺産課税方式
被相続人の所得税を補完する意義があり、作為的な遺産分割による租税の回避を防止しやすく、また、遺産分割のいかんに関係なく遺産の総額によって相続税の税額が定まるため、税務の執行が容易です。
イ  遺産取得課税方式
個々の相続人等が相続した財産の価額に応じて、それぞれ超過累進税率が適用されるため、富の集中化の抑制に大きく貢献し、また、同一の被相続人から財産を取得した者間の取得財産額に応じた税負担の公平が期待できます。

⑶ 現行の課税方式

我が国の相続税の課税方式は、明治38年の相続税法創設以来、遺産課税方式とされていたが、昭和25年に遺産取得課税方式に改められ、昭和33年には税額の計算に当たり遺産課税方式の要素が一部取り入れられ現在に至っている。

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