【重度後遺障害】第4回 両眼失明・重度視覚障害|事故で視力を大きく失ったときに考えるべきこと

第4回 両眼失明・重度視覚障害|事故で視力を大きく失ったときに考えるべきこと

交通事故によって目や頭部に重大な損傷を受けると、視力が大きく低下したり、視野が著しく狭くなったり、最悪の場合には失明に至ったりすることがあります。視覚は、移動、読書、仕事、家事、人とのコミュニケーションなど、日常生活のほぼすべてに関わる機能です。そのため、重度の視覚障害が残った場合には、生活そのものが大きく変わってしまいます。ご本人の精神的負担は極めて大きく、ご家族の支援も長期にわたることが少なくありません。

視覚障害の案件では、単に「見えにくくなった」というだけではなく、どの程度の視力低下があるのか、視野障害があるのか、両眼にどのような影響が残っているのか、日常生活や就労にどれほどの支障が生じているのかが重要になります。歩行や外出の安全性、仕事の継続可能性、介助の必要性、補助具の利用状況など、生活上の具体的な不利益を丁寧に整理することが、後遺障害認定や損害賠償において大切です。

また、重度の視覚障害では、治療費や通院費だけでなく、休業損害、逸失利益、慰謝料のほか、白杖や補助具の費用、住環境の調整、介助に関する負担など、将来にわたって検討すべき問題が数多くあります。見た目にはある程度回復しているように見えても、実際には従前どおりの生活や就労が困難になっていることもあり、その不利益が十分に伝わらないまま手続が進んでしまうこともあります。

当事務所では、交通事故によって重い視覚障害が残った方について、後遺障害認定の見通しを踏まえながら、必要な資料の整理、損害賠償請求の進め方、今後の生活再建を見据えたご相談をお受けしています。
事故後に視力の大きな低下や視野障害が残っている場合には、早い段階で状況を整理することが、その後の認定や賠償に大きく影響します。
ご本人はもちろん、ご家族からのご相談も承っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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